

夕涼み会
猛暑が続き、今年は観測史上の最高気温を記録した熊谷市。特養 熊谷ホームでは、この日も残暑が厳しく残る一日でしたので、今年は玄関ホールで恒例の「夕涼み会」を行いました。 せめて雰囲気だけでも “涼しさ演出” しようと、職員が浴衣や甚平に着替え “雰囲気づくり” を行いました。 ユニットごとに玄関ホールにお越しいただき、ヨーヨー釣りやかき氷・蒸かし芋を食べながら楽しい時間が過ぎていきます。 ヨーヨーの2本釣りで喜ばれる方、かき氷のシロップの甘さの懐かしさからか一気に飲み干してしまう方など “楽しみ方” も様々です。蒸かし芋は、昔ながらのおやつの味で「塩気もちょうど!」とお褒めの言葉を頂きました。 ちょうど面会に来られていた方も、かき氷を一緒に楽しんでいただきながら、 “ご家族の時間” を過ごしていただけたようです。ソーシャルワーク実習生、夏ボラ(夏のボランティアプログラム)の学生さんも “雰囲気づくり” に一役買っていただきました。


介護者教室
今年度2回目の「介護者教室」を地域交流スペースにて行いました。台風20号が立ち去り、フェーン現象の暑い一日となりましたが、20名の方に参加していただきました。 現在介護を担っていらっしゃる方、高齢者世帯で “老々介護” を心配されている方など、参加いただいた方の状況は様々です。介護保険制度の活用方法や、高齢者の体の変化、熱中症対策における水分補給の大切さ等についてご説明させていただきました。 実際に介護されている方は、 “自分の時間が取れない” “認知症など変化する症状に不安ばかり” といった先の見えない状況を抱えていらっしゃいます。 「茶話会」では、お互いの悩みをお話いただけるよう心掛けています。介護を担っている方への専門的な “ワンポイントアドバイス” が出来るよう、継続した「教室」としていきたいと思っています。 沢山のご参加をお待ちしています!


東松山ホーム「盆踊り」
8月18日(土)東松山ホームの「夏祭り」と「盆踊り」が行われました。 午前中は、特養のお年寄り、デイサービス、ショートステイの利用者の交流を兼ねたゲーム大会です。ヨーヨー釣りの他、デイサービスのオリジナルゲームが各種用意されました。 お手玉を滑らせて的を落とす “お手玉カーリング” や “さいころ” を用いてボーリングのピンを倒し、倒れた本数とサイコロの目を掛けて得点を競う “さいころボーリング” など、あちこちで歓声が上がっていました。 日暮れも近づくと東松山ホーム恒例の盆踊りが始まります。 屋台からは “焼きそば“ や “やきとり” の美味しそうな匂い。櫓に飾りつけた提灯の灯り、耳に馴染んだ音楽が流れると、近隣の方たちも遊びに来てくれました。 今年はかつてない猛暑日が続き、いったんは中止・延期などの意見も出た今年の盆踊りでしたが、「毎年楽しみにしてくれるお年寄りや家族、地域の方のため、開催しよう!」と軌道修正した経緯がありました。 暑さも少し和らいだこの日は、準備段階でも、夜になった櫓の周りにも、午前中の夏祭りの会場にも・・・ “お年寄りの


盆供養(8/13~16)
養護老人ホーム熊谷ホームでは、毎年8月13日~16日の間で盆供養を行っています。 埼玉県から移管を受け、長楽園・熊谷市立ことぶき園の運営を開始したのは平成16年。移管の折、それぞれの施設にあったお仏壇も同時に供養させていただくこととなりました。以来、仏間での供養を行う事が入居者の方たちの “心の拠り所” となっています。 熊谷ホームの盆供養は、特定の宗教を強要するものではありません。盆棚に花やほおずき、野菜や果物を添え故人を偲びます。 園庭には埼玉県立長楽園時代の墓地がある為、13日に墓前で迎え火を焚き、提灯で施設内の仏間まで・・・。 多くの入居者が参加される中、熊谷ホームで生活をされていた方、または入居者それぞれの “心の中にある故人” に思いを馳せお焼香を行いました。 そして16日の日には園の墓地にて送り火を行い、4日間一緒に過ごした故人の方々をお送りしました。 毎年行っている盆供養ですが、古くからの習慣を守るということと、死というものをより身近に感じてしまうお年寄りにとっての “心のケア” に繋げられたらと考えています。


みんなで楽しく「おはぎ作り」
特養 熊谷ホームでは13日のお盆入りの日に、昼食に合わせ利用者の皆さんとともに「おはぎ作り」を行いました。 管理栄養士がユニットごとに分かれ、おはぎ作りを始めると、初めは遠目で見ていた方も段々と昔を思い出し、もち米を丸めたり、あんこを付けたりと夢中になって作っていました。お手伝いをしてくれたソーシャルワーク実習生にも一生懸命作り方を教えている姿が、孫に教えているようで大変微笑ましかったです。 みんなで作ったおはぎは、あんこときな粉の2種類。お昼に美味しくいただきました。皆さんから感想を聞くと「やっぱり自分で作ったものは特別美味しいね~。きな粉も美味しいけど、やっぱりあんこは格別ね。」と普段より多めに召し上がっていました。 今年も恒例のお盆行事のおはぎ作りが、皆さん大満足の中、無事終了しました。まだまだ残暑が続きますが、沢山食べて元気に過ごしていきたいと思います。


籠原地区連合自治会「納涼祭」
8月の最初の土曜日は、熊谷ホームが位置する籠原地区9つの自治会が、籠原小学校のグラウンドを使い盛大な「納涼祭」を開催する日です。熊谷ホームでは、今年もお誘いを受け、養護老人ホームの入居者13名・職員3名が参加してきました。 夕方暗くなり始める6時。音楽が流れてくると “始まりの合図” です。中心の大きな櫓には提灯が灯り、地元婦人会の方の方たちに混ざり踊り始めました。 直実節・きよしのズンドコ節・ビューティフルサンデーは入居者のみなさんが大好きな曲です。お揃いの赤い法被は “熊谷ホーム” だとすぐにわかり、地域の顔馴染みの方々が声をかけて下さいました。 参加した皆さんのもう一つの楽しみは、お酒や出店のおつまみです。 この日のビールが “一年の一度の楽しみ” というMさん。 とりあえずは “踊り” 。いつの間にか中心の輪に加わり踊っているSさん。 “櫓と提灯” を座って見学。雰囲気が好きというHさん。 お祭りの楽しみ方は人それぞれ。思い思いの夜を楽しむ事ができました。


「明治薬科大学」体験学習の受入
7月30日から8月3日までの5日間、明治薬科大学の2年生の体験学習が行なわれました。この体験学習は『社会福祉施設などにおける、奉仕活動に従事することを通して、人を思いやる気持ちを育み、またこれからの社会における社会福祉活動の意義や役割に関する理解を深める』ことを目的にしているそうです。 当法人の金子理事長が卒業生であるというご縁で、10年以上にわたり受入を行ってきました。5名の学生さんは、食事の準備や、行事に使う花を一緒に作ってもらったり、お年寄りと交流を図れるような業務を中心に体験していただきました。 目や耳が悪くなっていたり、認知症があって状況認識が難しい方は “後ろから声をかけるとびっくりする“ というようなことも、学生さんたちにとっては新鮮に感じて頂いたようです。5日間が終わる頃には、「 “それぞれ話が弾むお年寄り” ができた」と言ってもらったことは何よりだったと思います。 全日程終了し学生さんが帰った後、ロッカーや靴箱の名札が外され、綺麗に片づけてあったことは、私達職員にとっても “配慮・気遣い“ として学ばせていただく機会となりました