

明治薬科大学の現場実習
東松山ホームでは、平成20年から明治薬科大学の早期体験学習の受け入れを行っています。今年も7月31日から、12名の学生さんが5日間づつ体験を行いました。 当法人の金子理事長が、明治薬科大学の卒業生ということもあり協力させていただいております。施設における薬剤管理の方法や、医師との連携方法など学んでいたくことはもちろん、入居者との交流も学生さんにとっては “はじめての体験” だったようです。 「おばあちゃんが老人ホームに入居しているが、面会の時どうしたらいいか分からなかった。今度行ったら車いすで散歩に連れていってあげたい。」と話してくれた学生さんがいました。 高齢者の方は飲んでいる薬も多種多様です。薬局で薬をもらうとき、薬剤師さんに親切に説明していただけると安心して服用することができます。 「コミュニケーションを図ること」について学んでいただくことも大切だと感じました。


ひまわり保育園の子どもたち
8月から始まった「熊谷ホーム ひまわり保育園」には、3人の子どもたちが元気に登園しています。 お盆の頃は雨ふりが続いたため、外遊びがなかなか出来ませんでした。子供たちは「早く外で遊びたいなぁ・・・。」と願いをこめて、てるてる坊主を作りました。 ようやく見えた "晴れ間” にプールを出して水遊びをしました。久しぶりの外遊びにはしゃぐ子どもたちを、お年寄りも嬉しそうに見守っている姿が印象的でした。 毎日、子どもたちはお年寄りのところに、 "ごあいさつ” と "歌” のプレゼントをするのが日課になっています。「可愛いね~」「いい子だね~」とたくさん声をかけられる事は、 "子どもの育ち” にきっといい影響を与えてくれると思います。


「東松山ホームの盆踊り」に参加
熊谷ホームでは、東松山ホームの盆踊りにご招待を受け出掛けて参りました。養護老人ホームの入居者12名、特別養護老人ホームの入居者5名での参加です。 車で約30分の道のりは、普段のお出掛けより “ちょっと遠出” です。初めてのご招待に心が浮き立ちます。東松山ホームに着くと、金子施設長をはじめとした大勢の職員さんが歓迎してくれました。玄関前に立ち上がった “やぐら” も見事です。 施設内を見学させていただいた後、東松山ホームデイサービスセンター・すわやま荘デイサービスセンターの利用者の皆さんとの交流レクリエーションが始まりました。 フリスビーや金魚すくい、ボウリングなど催しが盛沢山。子どもボランティアや学生ボランティアさんの応援が、雰囲気を大いに盛り上げてくれました。 東松山ホーム開設時から現場職員として支えてきた金子施設長は、養護老人ホーム 熊谷ホームの初代施設長。そしてその2年後に開設した特別養護老人ホーム 熊谷ホームの初代施設長でもあります。 開会の言葉で「 “本家である東松山ホーム” の盛大な盆踊りに、熊谷の入居者の皆さんを招待するのが夢だった


東松山ホームの盆踊り
今年も恒例の盆踊りが行われました。 東松山ホームでは、開設翌年の54年から、毎年地域関係者をお招きして盆踊り大会を開催しています。介護度の重い方であっても雰囲気を味わっていただきたいとの思いから、利用者全員の浴衣を用意し、着付けは職員が行います。 40年前、松仁会の “松” をモチーフに仕立てた浴衣地は、ボランティアグループ “睦月会” の方達がひと針ひと針手縫いで縫い上げてくれたもので、今でも大切に着させていただいています。 今年は初の試みとして、午前の部として東松山ホームデイサービスセンター・すわやま荘デイサービスセンターの利用者と、熊谷ホームの入居者との交流会を開催しました。輪投げや金魚すくい、サイコロボーリングで楽しんだ後は、カレーや焼きそばを食べながらお祭り気分を堪能しました。 同時に施設の前には、朝早くから職員とボランティアの方で準備が進みます。40周年記念で家族会から寄贈いただいた真新しいテントでの模擬店。鉄骨で組み上げられたやぐら。そして今年新調した提灯に灯がともり・・・。 準備万端となったところで “夏のお約束の夕立” に見舞わ


おはぎ作り
特別養護老人ホーム 熊谷ホームでは、お盆を迎え毎年恒例の "ユニットごとのおはぎ作り” を行いました。 かつては、一家の食卓を切り盛りしていた "ベテラン主婦” でもあるお年寄りの皆さんは、職員よりも手慣れた様子で、リズム良く、もち米にあんこを包んでいきます。 「懐かしい。昔は小豆を炊いて、お皿いっぱいに作ったものだ」「お盆には親戚が沢山集まりお墓参りに行った。長男の嫁だから、迎え盆や送り盆、大変だったよ」「うちの両親はねえ・・・。」と昔話に花が咲いていました。 もち米の蒸しあがった香り、柔らかなあんこを手に包む触感、台所や座敷に集まりおはぎを作る光景・・・。甘く懐かしい味覚は「遠い記憶」を思い起してくれたようです。お年寄り皆さんそれぞれの、 "先祖へのご供養” の思いが重なる一日となりました。


「夏のボランティア」中学生が活躍中!
今年も7月24日から始まった東松山市社会福祉協議会主催の「夏のボランティアプログラム」(通称:夏ボラ)で勉強・部活動と忙しい中、多くの中学生が来園してくれています。 8月10日までに、34名の参加があり、利用者さんとオセロ、将棋、そして折り紙や歌、また午後のレクリエーションへの参加等を通じて交流を図ってくれました。 ご自身の孫、ひ孫世代との交流に、利用者さんの表情も自然とほころびます。その存在そのものが、安らぎと癒しをもたらしてくれているのです。ご自身の若い頃に思いをはせ、少し若返られたように感じられました。 夏休みも含めて11月まで、埼玉県老人福祉施設協議会主催の「彩の国 中学生高齢者施設でのふれあい体験事業」への協力も予定しています。 たくさんの中学生の皆さんとの出会いが楽しみです。


認知症ケアの「研究チーム」スタート
社会福祉法人 松仁会では、現在休止中の "グループホームしんめい” の再開に向け、認知症ケアの充実強化の取り組みが始まりました。 "グループホームしんめい” は、東日本初のグループホームとして平成11年にスタート。施設の老朽化により休止していますが、平成30年4月再開に向け、施設のハード面・ソフト面を含め検討を開始しています。 認知症ケアの充実強化を図るため、 "認知症ケア” を専門とする「桜美林大学大学院 老年学研究科」 長田久雄 教授にご協力を依頼しました。 長田先生は、平成2年から5年にかけ、厚生省から依頼を受けて行った「痴呆性老人の薬剤の減量と生活行動の変化に対する研究」でご助言等をいただいたご縁もあり、ずっとお付き合いをさせていただいてきました。 今回は研究チームを発足するにあたり、大学院生2名とご一緒に来園されました。東松山ホームを見学いただいた後、情報交換を行いました。 「 "環境評価” の視点を取り入れてみては?」「施設づくりに現場職員を参加させましょう」などのご助言もいただき、グループホーム再開にむけた「研究チーム」の発足となり


熊谷ホーム ひまわり保育園
熊谷ホーム ひまわり保育園は、埼玉県の補助金事業として整備し、平成29年4月に開設しました。職員の子供(0歳から6歳まで)を対象とした企業内保育所です。 当初予定していた "育児休業明けの職員” の復帰が先送りとなっていましたが、8月から2名の "お母さん職員” の新規採用に伴い、3名の子供(2歳児から4歳児)の受け入れが始まりました。 子供たちは、熊谷ホームの緑豊かな敷地を思う存分探索出来ます。 松ぼっくりを拾ったり、お花を摘んだり・・・。子供たちの賑やかな声がすると、お年寄りが身を乗り出して声をかける姿が見られました。 これからは、お年寄りとご飯を一緒に食べたり、行事を一緒にしたり、どんどん交流をしていきたいと思っています。 随時、報告していきますのでお楽しみに!