

法人理念の継承 “創設者の命日に研修を開催”
社会福祉法人 松仁会では、創設者 金子てる会長の命日から1週間、全職員を対象に“法人理念の再確認”のための研修を行っています。 このHP内の「創設者回想」部分でご紹介していますが、松仁会を開設したきっかけも、処遇の方向性も、創設者自らの“生き方”や“考え方”が大きく反映しています。 職員一人一人も、影響を受け “ついていきたい” という心が、法人を支えていたと言っても過言ではありません。 亡くなった当初は「てる会長を忘れたくない」という思いで始まった研修会ですが、6回目を迎えると “てる会長を知らない” という職員も多くなってきました。 創設時の想いをどう継承していくのかは、法人にとって大きな課題でもあります。 著書「花時計は見ている」を道しるべとして「お年寄りのための施設 ふつうのくらしの実践」のため、頑張っていきたいと思います。


介護技術研修(1月)
熊谷ホームでは、介護技術指導員による「介護技術研修」を毎週月曜日に行っています。養護老人ホーム・特別養護老人ホーム・在宅事業所の職員が共に学び、技術の向上に努めています。 1月は「排泄・着脱介助」です。 介護技術指導員からの「介護者は重心を低くして、自らの身体を安定させる“ボディメカニズム”の原理を理解することが必要」との助言を受け、実際に体験しました。 “介護する側・される側”お互い無理のない、自然な姿勢を体得していくことが大切です。参加した介護士が交替でモデルになり、実際のお年寄りの立場を体験することを通し“安全で安楽な介護”を再確認することが出来ました。 2月は「移乗介助・整容」を行う予定です。


ことぶき乳児保育園児による演芸会
熊谷ホームでは、社会福祉法人 育慈会「ことぶき乳児保育園」との交流を行っています。 今日は“新年のごあいさつ”を兼ねての演芸会がありました。 一年間交流を重ねてきた年長クラスの子供たちとは、この日が最後の交流となります。 子供たちのほとんどは“ひよこ組(0歳児)”から保育園に通い、6年間ずっと一緒に大きくなったお友達同士です。練習の成果もあって息もピッタリ、拍手喝采です。 ことぶき乳児保育園では、歴代“年長組”さんによる「お着物姿と海賊姿の演芸会」を「熊谷文化創造館さくらめいと」で行うことが恒例であり、小さな園児たちにとっては“憧れの舞台”だそうです。 5年ほど前からは、熊谷ホームでも“その可愛らしい演芸”を披露してくれており、お年寄りにとっては新年の楽しみの一つとなっています。 春には小学生になっての、ランドセル姿も楽しみです。 入居者による「小学生の下校時“見守り隊”」でお声を掛けたら、「元気なごあいさつ」をお願いしますね!


「企業内保育所」を4月から始めます
高齢者総合ケアセンターでは、職員の福利厚生のため“企業内保育所”を整備することが決まりました。 平成29年4月1日のオープンに向け、急いで準備中です。 敷地内にある地域交流スペースの一部を、保育所に改修する工事がもうすぐ始まります。 職員が“結婚・出産しても安心して働ける職場”を目指します。 小さなお子さんがいて働くのを躊躇している方、休憩時間にお子さんの様子を見に行ける職場で働いてみませんか?


新しい年を迎えて
謹んで新年のお喜びを申し上げます 旧年中は本法人に対し 心温かいご支援を賜り 厚く御礼申し上げます 松仁会は昨年40年の節目を迎え 今後10年間を見据えた“中長期計画”を策定いたしました 平成29年は計画を具体的に展開を始める記念すべき年となります 熊谷では企業内保育所の整備が始まりました 東松山ではグループホームしんめいを改築し 認知症ケアの充実を図るとともに 地域における拠点として“地域交流”を図れる場所として再スタートしたいと考えています 利用者・利用者家族に喜んでもらえるよう 職員・職員家族に喜んでもらえるよう 地域の方々のお役にたてるよう 今年も職員が一丸となって精進して参ります 本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます 社会福祉法人 松仁会 理事長 金子 伸行