

避難訓練
高齢者総合ケアセンター 熊谷ホームでは、熊谷消防署玉井分署の方にご協力をいただき、避難訓練を実施しました。 厨房からの出火による火災を想定し、特別養護老人ホーム・養護老人ホームの入居者200名、デイサービス利用者の他、今回からは保育園児も含めて一斉の訓練となりました。 家事となった場合、延焼による被害ではなく、煙を吸い込んでの被害が多いと聞いています。元気なお年寄りは“タオルを首に掛け、口をふさぐこと”避難時の留意点です。消防署の方からは、「避難誘導の際は、大きな声で的確に指示を出すようにしましょう!」と助言をいただきました。 今回は、AEDの使い方について看護師による実技指導も行いました。心房細動の動きを風船で再現し、心臓マッサージの方法を具体的に説明しました。 介護職員だけでなく全職種の職員が最新の処置方法を確認し、救命に対する意識を高めることができました。


第6回 一般介護予防事業 「管理栄養士による栄養改善」を行いました。
介護予防の一つに「栄養改善」がありますが、今回は管理栄養士の講義と、参加者全員で調理を行いました。 「低栄養予防」「高血圧について」をテーマに、しっかり食事を摂ることはいつまでも健康でいるための基本であることや、高血圧は重大な病気になる一歩手前であるため、普段から減塩の意識を持つことの重要性についてお話させていただきました。 調理のメニューは、<タラの野菜あんかけ>です。 塩を使用せずに旨味を利かした調理方法で作ります。食中毒予防のため、しっかり手洗いし、消毒をしてから調理開始。 野菜をトントンと細かく刻んだり、タラにジュワジュワと焦げ目をつけたり、美味しそうな音と香りが立ち込めていました。聴覚や臭覚への心地よい刺激は、脳にも良い刺激を与えると言われています。 また、塩分を多く含む味噌汁について「味噌のみ」「昆布だしと味噌」「かつおだしと昆布だしと味噌」の3種類の味噌汁を試飲していただきました。結果、2種類のだしを利かせた味噌汁が一番美味しく、味噌(塩分)を控えても美味しくなる調理方法に興味を持って頂いたようでした。 回を重ねる毎に、皆さま積極的


経営協 青年部会員の「勉強会」
松仁会では、「埼玉県 社会福祉法人 経営者協議会 青年部会」に現在8名が加入し、次世代リーダーの育成を目的に研修会等の参加を推進しています。 今回は新規加入の部会員を対象に「第1回勉強会」を開催。人材確保・育成、地域に向けた取り組み、利用者処遇の向上、の3項目についての宿題レポートをもとにグループ討議を行いました。 第1回目は、各施設の現状、各地域の実情なども交えた各々の考えをまとめ、各項目についての担当者を決め、実践に向けた準備を始めました。 『 ① 利用者・利用者家族の満足』、『 ② 職員・職員家族の満足』、『 ③ 地域・地域住民の満足』が法人の中長期計画の柱です。その柱に “青年部会員” が役割分担をして参画していく予定です。


熊谷ホーム「敬老会」
台風一過となったこの日、「熊谷ホーム 第13回 敬老会」を開催しました。 第1部の式典では、熊谷市長代理の渡辺契約室長、地元選出で現在は議長を務められている小林県議会議員、地域関係者など多くのご来賓の方々にご参加いただきました。 市長代理でお越しになった渡辺契約室長は、約10年ほど前、熊谷市の高齢福祉の担当をされており、養護老人ホームには何度も足を運んでくれていた方です。 埼玉県・熊谷市から移管を受け、熊谷での運営を始めたばかりの当時を思い出し、有難い気持ちでいっぱいとなりました。 第2部のアトラクションでは、隣接の籠原小学校の金管バンドが見事な演奏を披露してくれました。登下校の見守りで、顔見知りの子供たちにお祝いに演奏をしていただき、お年寄りの皆さんもとても喜んでいらっしゃいました。 会食会では、お赤飯とお刺身など盛りだくさん。ステーキとホタテを会場で焼き始めると、美味しそうな香りが食をそそり、雰囲気が一気に盛り上がりました。 入居者の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。


東松山ホーム「敬老会」
台風が近づき荒れ模様の一日でしたが、「東松山ホーム 第40回 敬老会」を開催しました。今年は東松山市からの補助金をいただいての初めての開催です。 式典では、森田市長・高田市議会副議長、坂本衆議院議員、松坂県議会議員、行政関係者など多くのご来賓の方々にご参加いただきました。 開会の金子理事長の挨拶の中で「社会福祉法人として地域に貢献していきたい。まだまだ元気な高齢者に、住まいと雇用の機会も提供していきたい。」との具体的な提案を受け、市長、県議の方から「そういった取り組みを是非応援したい」とのお言葉もいただく事が出来ました。 2部では恒例の「五月会」による “ふれあい合唱会” 。お年寄りの皆さんと一緒に唄いたいとのお心遣いもあり、懐かしい童謡を選んでくれました。最後の「ふるさと」では、職員、お年寄りも大きな声で参加し、大合唱となりました。 昼食では “松茸会席” でお祝いしました。あいにくの天気ではありましたが、皆さんからは “快晴の笑顔” をいただく一日となりました。 入居者皆様のご長寿をお祈り申し上げます。


グループホームしんめい「地鎮祭」
現在、改築のため休止している「グループホーム しんめい」は、東松山駅から徒歩5分の場所に新しく建物を造ることとなりました。工事の安全を祈願して、金子理事長、池田常務理事が参列の中「地鎮祭」が執り行われました。 2ユニット18名定員として、平成30年4月スタートする予定です。 新しい建物に “魂” を吹き込んでいくのは私たち職員です。 桜美林大学 長田教授との研究活動を通し、認知症ケアの実践に向け準備が始まっています。


平成29年度 第2回「いきいき生活応援隊」
「平成29年度 第2回 いきいき生活応援隊・介護予防講座」を地域交流スペース ふれあい教室にて開催し、28名の方に参加いただきました。 前回皆さんから「新しい運動にチャレンジしたい」とのご要望をうけ、今回はペットボトル体操、指体操、ロコモ体操等の新しい体操メニューを取り入れました。 ペットボトル体操は、水の入った500mlのペットボトルを両手に持ち、腕を上げたり、伸ばしたり曲げたりする運動で、筋力の向上に効果があると言われています。「ペットボトルが思った以上に重く、いい運動になった」との話が聞かれました。 恒例の茶話会は、管理栄養士が作った京都のお菓子『阿闍梨(あじゃり)餅』に舌鼓を打ちました。参加された皆様は、手際よくお菓子やお茶の準備、片付けまでしてくださいます。 毎回参加されている方から声を掛けられ、初めて参加される方々が増えてきました。「外出の機会が少なかったけど、声を掛けていただいたので来ました。とても楽しかったです。」と喜ばれていました。 また、遠方で介護を受けておられる方が、娘様の所に来られたことをきっかけに参加された方もいらっしゃ


関東ブロック老人福祉施設研究総会(9/7~8)
新潟県において開催された「創造と発信! 社会福祉スペシャリストとしてのプロデュース」 ~今だからできること 今からできること~ と題した「第53回 関東ブロック老人福祉施設研究総会」に金子理事長、池田常務理事を含む7名の職員が参加してまいりました。 初日は式典、基調報告、記念講演。 2日目は分科会です。今回、東松山ホームの主任介護士 鶴賀優子が法人の代表として発表させていただきました。「在宅からの利用者褥瘡治癒に向けての取り組み」という題名の発表を、参加職員全員で応援してきました。 発表のテーマは “お世話をさせていただく” という “謙虚な姿勢” をもって、介護にあたっていくということです。 他の施設の事例にも「質の良いサービスを提供していく責務」について、たくさんの学びを得てくる事が出来た研修となりました。


第5回 一般介護予防事業「認知症について考えよう」を行いました。
「認知症」とは老化による単なる物忘れでなく、脳の機能が低下する病気です。病態や種類、症状、治療について、また最近増えている認知症の予備軍である軽度認知障害(MCI)についてお話させていただきました。 軽度認知障害(MCI)は、日常の場面で現れる変化や小さなサインを見逃さない事が大切です。思い当たることがないかチェックシートを使用してみたところ、「当てはまるものがあった」「予備軍になってるみたい」との声が聞かれました。 講義の後は、ストレッチです。 家庭でも簡単にできる椅子に座りながらのストレッチや、6月に行ったノルディックウォークで使用したポールを利用してのストレッチを行いました。講義で緊張した身体と気持ちがほぐれたようでした。 毎回恒例の『コグニサイズ』は、花や野菜の名前、しりとりといった課題をしながら「ステップ台昇降」を行いました。もう馴染みになっているので、皆さんリズム良く課題をこなしていました。頭を使いながら指を動かす脳トレは、知的活動にもなります。 認知症の予防には、「運動」「知的活動」「コミュニケーション」が成果をあげていると言われて