第6回 一般介護予防事業 「管理栄養士による栄養改善」を行いました。
介護予防の一つに「栄養改善」がありますが、今回は管理栄養士の講義と、参加者全員で調理を行いました。
「低栄養予防」「高血圧について」をテーマに、しっかり食事を摂ることはいつまでも健康でいるための基本であることや、高血圧は重大な病気になる一歩手前であるため、普段から減塩の意識を持つことの重要性についてお話させていただきました。
調理のメニューは、<タラの野菜あんかけ>です。
塩を使用せずに旨味を利かした調理方法で作ります。食中毒予防のため、しっかり手洗いし、消毒をしてから調理開始。
野菜をトントンと細かく刻んだり、タラにジュワジュワと焦げ目をつけたり、美味しそうな音と香りが立ち込めていました。聴覚や臭覚への心地よい刺激は、脳にも良い刺激を与えると言われています。
また、塩分を多く含む味噌汁について「味噌のみ」「昆布だしと味噌」「かつおだしと昆布だしと味噌」の3種類の味噌汁を試飲していただきました。結果、2種類のだしを利かせた味噌汁が一番美味しく、味噌(塩分)を控えても美味しくなる調理方法に興味を持って頂いたようでした。
回を重ねる毎に、皆さま積極的に参加されています。準備や片付け等も自然に役割分担し、和気あいあいとして雰囲気の場となりました。
次回は10月5日(木)10:00~
「口腔機能の改善について」の講義と、歯磨き(ブラッシング)を行います。
ご希望の方は、お気軽にお越しください!