社会福祉法人
春風会
(静岡県)
春風会と松仁会は「災害時応援協定」の締結をしています
円滑な法人運営に寄与するとともに、職員の資質向上を図るための職員交流研修、及びいずれかの法人において大規模な災害が発生し、被災した法人が独自では十分に利用者の救済等が実施できない場合に、被災法人からの要請により、災害を受けていない法人が応援を行い、被災法人への応急対策や復旧対策を円滑に遂行するため、この協定を締結する。(協定内容抜粋)
平成24年7月30日 社会福祉法人 春風会(しゅんぷうかい)特別養護老人ホーム あしたかホーム(静岡県沼津市)において両理事長による調印式が行われました。
両法人は、昭和52年に法人設立・特別養護老人ホームの開設をそれぞれ事業展開しました。
開所当時、春風会創設者故石川春男氏と松仁会創設者金子てる等が入所者の処遇論や地域福祉に関して議論し切磋琢磨してきたという関係があり、お互いの交流はその当時からありました。
月日が流れ、現在の両理事長がそれぞれの県老施協会長時に開所当時のような切磋琢磨できる職員交流と有事の際の協力体制を整えるため、協定を締結することに至りました。
相談員宿泊研修(熊谷ホームにて)
平成24年度から災害時応援協定に基づき、交流研修を重ねてきました。
お互いの法人内で、すでに職員間の顔見知りの関係が出来ています。
今後は、有事の際の具体的な行動への取り組みをより強化し、互いの法人の協力体制を考えていきたいと思います。
また、サービスの質の向上を目的とした共同プロジェクトチームを双方に発足させ、介護現場から発信する共同プロジェクトへの取り組みを今後の処遇論を語る上で重要と考え、実践的に取り組みをしていきたいと考えています。
介護士宿泊研修(あしたかホームにて)
締結後より、年に3~4回交流研修を実施し、災害時にはどのような対応ができるかという具体的な行動指針と、様々な職種で職員交流研修を実施することにより自立支援に基づいたサービス提供をより強化するための情報交換も含め職員の質の向上を目的に交流を行っております。
春風会 石川三義理事長(左)と金子理事長
今後の取り組み
介護士宿泊研修(東松山ホームにて)
協定に基づいた交流研修の実施
災害時応援協定を締結