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東松山ホームの盆踊り

 今年も恒例の盆踊りが行われました。

 東松山ホームでは、開設翌年の54年から、毎年地域関係者をお招きして盆踊り大会を開催しています。介護度の重い方であっても雰囲気を味わっていただきたいとの思いから、利用者全員の浴衣を用意し、着付けは職員が行います。

 40年前、松仁会の “松” をモチーフに仕立てた浴衣地は、ボランティアグループ “睦月会” の方達がひと針ひと針手縫いで縫い上げてくれたもので、今でも大切に着させていただいています。

 今年は初の試みとして、午前の部として東松山ホームデイサービスセンター・すわやま荘デイサービスセンターの利用者と、熊谷ホームの入居者との交流会を開催しました。輪投げや金魚すくい、サイコロボーリングで楽しんだ後は、カレーや焼きそばを食べながらお祭り気分を堪能しました。

 同時に施設の前には、朝早くから職員とボランティアの方で準備が進みます。40周年記念で家族会から寄贈いただいた真新しいテントでの模擬店。鉄骨で組み上げられたやぐら。そして今年新調した提灯に灯がともり・・・。

 準備万端となったところで “夏のお約束の夕立” に見舞われました。40回目となった盆踊りでは、そんな突然の天候もお約束の一つです。事前に準備していた多目的ホールのミニやぐらを中心に、盛大に開会することが出来ました。

 盆踊りは地域性にもより異なりますが、亡くなった方の供養だけでなく、村落社会の娯楽と結束を強めるものとして行われてきた歴史があります。

 東松山ホームでも、子供たちの “元気な太鼓” や東松山市の “ぼたん音頭” に自然と身体が動き、「踊る方も観覧する方も、自然と心が一つになる」そんな思いを持って毎年開催を続けてきました。

 「地域の方々と “ともに生きる” 」その思いを伝承していきたいと思います。

 ご協力していただいたボランティアの皆様、ありがとうございました。

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