認知症ケアの「研究チーム」スタート
社会福祉法人 松仁会では、現在休止中の "グループホームしんめい” の再開に向け、認知症ケアの充実強化の取り組みが始まりました。
"グループホームしんめい” は、東日本初のグループホームとして平成11年にスタート。施設の老朽化により休止していますが、平成30年4月再開に向け、施設のハード面・ソフト面を含め検討を開始しています。
認知症ケアの充実強化を図るため、 "認知症ケア” を専門とする「桜美林大学大学院 老年学研究科」 長田久雄 教授にご協力を依頼しました。
長田先生は、平成2年から5年にかけ、厚生省から依頼を受けて行った「痴呆性老人の薬剤の減量と生活行動の変化に対する研究」でご助言等をいただいたご縁もあり、ずっとお付き合いをさせていただいてきました。
今回は研究チームを発足するにあたり、大学院生2名とご一緒に来園されました。東松山ホームを見学いただいた後、情報交換を行いました。
「 "環境評価” の視点を取り入れてみては?」「施設づくりに現場職員を参加させましょう」などのご助言もいただき、グループホーム再開にむけた「研究チーム」の発足となりました。
今後は「何を目指すのか」といった "理念に基づくケア” について、 "具体的に示していく” ことが必要となってきます。
次回10月までには、長田先生からの "宿題” をもとに、更に検討を深めていくこととなります。