高齢者雇用促進に向けた第一歩『キャリア職員』の勤務が始まっています!
東松山ホームでは「埼玉県高齢者等介護職就労支援事業」の委託を受け、「埼玉県シニア世代介護チャレンジセミナー」を開催しました。
昨年度受講された8名の方が、介護補助職として就労し約2ヵ月が経ちました。平均年齢は66歳。まだまだ若いです!
松仁会では、異業種からの定年退職を経て、"新たなチャレンジをされる方々” "積み重ねてきた経験” に敬意を表し、あえて「シニア」とは呼ばず、『キャリア職員』と呼んでいきたいと思います。
<介護主任の声>
「講習を終え、各ユニットでの業務に就き緊張もあるのだろうが何故だろう?この余裕は。いつの間にか利用者の中へ入り、気持ちを察している。力みが無く柔らかい。
やはり、人生経験の豊富さに加え、自分はどうして介護するのか・・・、したいのか・・・、目的がしっかりとあるのだと伝わってくる。
私たちにとっても刺激になる毎日だ。「キャリア職員」の方々の存在は、利用者への多様な関わりを生み、業務への柔軟性を考えるきっかけになった。
そんな方々と共に、より良い介護、利用者の笑顔の為に、知恵と知恵を結集させたいと思っています。」
<キャリア職員の声>
「入職して日も浅く、手探り状態ですが、遠くなりつつある昭和の時代を先輩・後輩として共に生きてきた経験を活かし、少しでもお年寄りに笑顔が生まれるよう寄り添っていけたらと思います。」
世代が近い「キャリア職員」ならではの、利用者へのアプローチなど「ハッと」させられる事も多々あります。日々是勉強ですね。
高齢者雇用の取り組みだけに留まらず、様々な就労の形を模索し、様々な手で、目で「質の高い介護サービスの提供」を行えればと思います。