2017年7月20日

「第4回 一般介護予防事業 口腔機能の向上について」を行いました。

 今回の一般介護予防事業は、『口腔ケアと歯磨きについて』をテーマに開催しました。

 口腔ケアの目的は、歯を磨くだけでなく、口腔内全体をケアすることです。感染症を予防することや、口腔機能を維持することは身体全体を元気にし、QOL(生活の質)が向上することについてお話させていただきました。

 講義の後は、口腔ケアの実践です。普段使用されている歯ブラシや舌ブラシを使い、口腔機能を理解した上で、効果的な磨き方を行いました。

 毎年恒例の『コグニサイズ』では、しりとりという課題をしながらの「ステップ台昇降」、数字を記憶しながらマス目を進む「ラダー」を行いました。脳と体を同時に使うことは、「簡単そうで難しかった」との感想がありましたが、皆で笑いあい、声を掛け合う中で気持ちもほぐれていたようです。

 人との交流は、介護予防の第一歩。

 閉じこもりがちの生活は「口の寝たきり」になり、心身状態の機能の低下につながります。今回は8名の方が参加されましたが、顔馴染みの方も増え会話も弾むようになりました。

次回は9月7日(木曜日)10:00~

「認知症について考えよう」を行います。

ご希望の方は、お気軽にお越しください!